HOME > 最新情報 > 塾長からの提言 > 「子育ては親育て」

最新情報

< 1学期定期テスト対策に関するお知らせ  |  一覧へ戻る  |  夏期講習の新規入塾枠に関して >

「子育ては親育て」

子どもは独りで勝手に育つものではありません。
周辺の環境の影響を受けながら育っていきます。
その中でも圧倒的に大きな影響を及ぼすのが親の存在です。
よって、子どもの成長を促すにあたり、
親の存在をどのように捉えるかは最重要課題となります

しかし、長男長女といった1人目の子どもを育てるときは、
誰しも子育て自体が初めての経験の為、分からないことだらけでしょう。
親や知人の意見を聞いたり、書物やネットの情報を調べたり、
試行錯誤を繰り返し悩みながら子育てを進めていきます。

そういった意味では、親は常に子育てを学び、
子どもに子育てを学ばせてもらっていることになります。
そして、子育てを通し、親も多くのことを経験して学び、
人として成長していきます。

少なからず、私の親としての体験と2万人超の親子へのカウンセリングの経験則から、
私は、日々の子育てを通じて自らの心(感情)のコントロールの大切さに気づき、
物事を多面的に洞察し、自分自身を客観的に認知するメタ認知を意識することと同時に、
ヒューマンスキルやコンセプチュアルスキルが日々向上してきたことを実感してきました。

ですから、性別問わず親になったら、子育ての優先順位を自分にとって最高位に上げ、
時間や手間を惜しまず子育てを行うべきだと私は考えます。
勿論、職業や職場環境が原因で、仕事優先の生活を送っている人も少なくないでしょうし、

仕事を軽んじることを推奨しているわけではありません。
家庭と仕事のどちらが重いか等とよく誤解している人がいますが。
要はどのような意識を持つのかといった質の問題なのです。
ただ単に仕事や家事に身を任せるのではなく、時間効率を上げた行動を模索し、
少しでも多くの時間を確保して我が子に向き合うこ
とを意識することが大切なのです。

それぞれに家庭の事情や仕事内容など状況は千差万別ですが、
夫婦でお互いの考えを尊重しながらアイデアをぶつけ合い、
諸々の制約下で子どもに少しでも良い環境を整えてあげることが、
子育てでは最も大切なことだと思います。

そして、子供が様々な困難や悩みに対峙し紆余曲折する姿に気付いたら、
親として、慌てず騒がず、冷静にサポートし正しい道に導ける環境を整えることで、
子供は自ら意思を持って行動し、自立した社会人へと変貌していくのではないでしょうか。

勿論、親だからと言って、子供をどのように導けばいいのか、
指針が見出せないこともあることでしょう。

その際は、お気軽にご相談頂けましたら、真摯にカウンセリングさせて頂きます。


カテゴリ:

< 1学期定期テスト対策に関するお知らせ  |  一覧へ戻る  |  夏期講習の新規入塾枠に関して >

このページのトップへ